0418
大学に行って環論の講義を受けて帰ってきた。以上。特筆すべきことが何もない。お気に入りのペリカンのボールペンを家に(ペン立てに刺したままにしていた)忘れてしまったので気分ダダ下がりで講義を受けた。退屈な講義を「好きなペンで文字を書く」という行為でなんとか乗り切っているのでこうなると本当に暇だ。
講義終わりに生協でハイルブローナー『入門経済思想史 世俗の思想家たち』を買った。教養の経済学のテキストで、特に買わんくてもいいとのことだったけど面白い講義だったので買った。生協に無かったのでジュンク堂池袋に寄って『マンガ生物学に強くなる』を買った。生物の勉強がよく分かんなくなってきたので。ぼくは理解できないときは潔く読む本のレベルを下げちゃうタイプです。
新書読書だと最近は加藤文元『物語 数学の歴史』を読んでいます。今ディオファントスが出てきた辺りですがかなり面白いです。数学者の目で見る数学史、かなりいい。タレスが幾何学の知識を命題として表現したというまさにその行為が偉いという視点には納得しました。
0419-0421
まじで大学行って数学して本読んでただけなので特筆すべきことが無い。ハイライト形式でどうぞ(もしかして: 結局これが性に合ってる)。
『ぬるめた』の話
最近『ぬるめた』という漫画を読みました。めっちゃ面白かったです。最近の傾向として言語センスやシュールの光る漫画がウケる傾向にあると思いますが、『ぬるめた』は着想や構成など個々の技術で頭一つ抜けてて、合計で七個分くらい上回ってる気がします。
汎用性の高いコマ。
これDawkinsの引用なんですかね。
『意志と表象としての世界』の話
また本のことかよ。最近すこし読む気になって『意志と表象としての世界』を読み返したら、なんか昔より明瞭に理解できました。今抱えてることがちょっと済んだら読書ノートを作ってちゃんと読もうかな。観念論とかの系譜に触れて慣れたのが大きいかなと思います。
余談ですが、最近新訳で出たシェリング『学問論』の「国家は哲学に対しては無制限の自由のみを与える義務がある」という帯、学術文庫の帯として歴代最高じゃないですかね。書店で見かけて爆笑しそうになりました。
ペーパーライクフィルムとApple Pencilと極細替芯を買った話
ついに非純正のペンに苦しむ生活が終わり、Appleとエレコムが無いと生きていけない生活が始まる
mori_rin_1004
やっとこさ買いました。明日(0422)届くっぽいです。買おうと思ってグズグズしてたらめっちゃ時間がかかってしまった。
(追記)届きました。
めちゃくちゃ良いです。快適。
記事更新した話
「国語は教え得るか。」の記事に二つ新しく追加しました。衒学ブロガー目指してるので応援してください。嘘です。
零れ話をいくつか書くと、市川伸一の本は『勉強法の科学』と『勉強法が変わる本』のふたつを塾講やるにあたって読んで、後者の方がプラクティカルなことが色々書いてあって面白いな〜と思います。『勉強法の科学』も面白いけどね。『勉強法が変わる本』では有名な和田秀樹の暗記数学と数学者の言う理解数学の対立についても触れてて、数学科の人にはこれも面白いかもしれません。余談ですが、こういう対立を見るとやはり「哲学の問題とは言葉の混乱から生まれる疑似問題である」というウィトゲンシュタインはやはり正しいと感じます。
二つ目の中野芳樹さんのサイトですが、見つけて読み始めたときの期待と急にセールストークが始まったときの落差が凄かったです。『方法序説』を読んでもらうとぼくの落胆感が逆照応的に分かると思います。