六月十五日

 久しぶりに書くぜ。

 君は BUMP OF CHICKEN の「アカシア」を知ってるか? 聴いたことがなければ今すぐ聴こう。
 ぼくは以前どこかで「BUMP OF CHICKEN の優しさは、強く背中を押すわけでも抱擁するわけでもなく、ただ隣に、一歩後ろに、でも確かにぼくのそばに寄り添っていてくれるような、そういうものだと思う」という旨の発言をしたのですが、個人的には「アカシア」の

転んだら手を貸してもらうよりも 優しい言葉選んでもらうよりも
隣で(隣で)信じて欲しいんだ どこまでも一緒にいけると
ついにたどり着くその時 君の正体に触れる時
必ず(近くで)一番側で 君の目に映る景色にいたい

の部分に自分の感覚が裏打ちされたようでうれしかったです。

 最近は自分の興味が代数幾何に向いているのでその辺の本をチマチマ読んでます。当面は SGA1 の Grothendieck の Galois 理論とかあたりが具体的な到達目標になるかなあ。まあ他にもいろいろやります、多分。
 最近になって「真剣に数学をしないととてもものにならん」みたいな感覚が降ってきて、前みたいにジェネラリスト気取りの変な行動は減りました。でもやっぱ他の本も読みたいので今月は『雲を愛する技術』と『ナボコフの文学講義 下』を買った(ナボコフが『ユリシーズ』について 100 ページ以上語ってて面白いので)。今後もこんな感じで生きていきます。
 語学に関してはフランス語に興味があるけどまだ何もしてない。
 あと興味があるけどやってないシリーズとして気象予報士試験がある。
 こう見るとあんま変わってないな。

 生活の話。精神科の予約ムズすぎる。まともに予約が取れる人間は全員健康だろとすら思う。
 モンエナ控えようにも心の安定剤になってて無理すぎる。ラーメン食えてないのもデカい。

 古本まつりが開催されるか否かが懸念です。ちょい厳しいかなあ。ワクチン摂取の進行度依存ですけど、予想より速いとはいえ十月までに完了はかなり厳しいかなというのが実感です。

 今回したかったのは「アカシア」の話なので、アカシア聴いて帰ってくれたら満足です。